「赤い羽根募金」は、「共同募金」の愛称となっています。
共同募金は、19世紀のイギリスでスタートし、アメリカやカナダなど世界45カ国以上で行われている募金です。日本の共同募金運動は、1947(昭和22)年に生まれました。すでに半世紀を越えたということは、多くの人々が、共同募金になれ親しんでいて、自然に溶け込んだ習慣、子どもから高齢者まで誰もが知っている認知度の高い募金運動になっています。共同募金は、「社会福祉法」という法律をよりどころにして進められています。
共同募金運動の 実施期間 | 共同募金運動は、毎年1回、北海道から沖縄まで全国一斉に10月1日から12月31日までの3ヶ月間行われます。 また、12月1日からは、歳末たすけあい募金運動※もあわせて行います。 |
※歳末たすけあい募金運動 とは
歳末たすけあい募金運動は、12月1日から12月31日にかけて行われ、新たな年を迎える時期に、支援を必要とする人たちが安心して暮らせるよう実施している募金です。
共同募金の一環として運動を行っています。
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■共同募金の特徴
共同募金は、事前に使いみちや集める額(目標)を定め、地域福祉のための募金と配分に関する計画を立てる募金です。
あらかじめ使いみちの計画を立てることが義務づけられています。
■共同募金の募金方法
戸別募金 | 地域の各家庭に募金を呼びかけます。 |
街頭募金 | 街角や人の集まる場所で募金を呼びかけます。 |
法人募金 | 企業に募金を呼びかけます。 |
職域募金 | 企業や団体など職域で、従業員・職員の方に募金を呼びかけます。 |
学校募金 | 学校において児童・生徒に募金を呼びかけます。 |
イベント募金 | イベントに集まる人に募金を呼びかけます。 |
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Q.赤い羽根を使っているわけ
赤い羽根は、昔から世界中で、勇気やよい行いのしるしとして使われてきました。イギリスのロビンフットやアメリカの先住民も赤い羽根をつけていました。
日本では、1948(昭和23)年に不要になったニワトリの羽根を赤く染めて、シンボルとして使うようになりました。
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赤い羽根共同募金は地域福祉のための事業に活用されます
共同募金は、民間の社会福祉の資金として使われます。みなさまから集められた募金は、県内の社会福祉施設や団体、また、土浦市社会福祉協議会が実施する地域福祉事業に活用されます。
土浦市社会福祉協議会が実施する事業
■高齢者の方々のため
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・安否の確認や孤独感の解消、情報の提供を兼ねた『ふれあい電話訪問サービス事業』
・知識を高め、豊かな生活を送ることを目的とした福祉講座や創作活動、趣味活動、スポーツ活動など『生きがい健康づくり事業』など
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■障害者の方々のために
・視覚障害者への『ガイドボランティアの派遣』や障害児の『おもちゃライブラリー事業』
・身体の不自由な方々を励ます集いや多くの仲間と夏の2日間を過ごす『交流キャンプ事業』など
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■ひとり親家庭やこどもたちのために
・生活講座や交流事業
・児童文庫の整備に対する支援事業
・こどもたちが社会福祉に対する理解と関心を高め、協調性・自主性を身に付けるための『福祉体験キャンプ事業』など
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■地域福祉の充実のため
・ボランティアの養成や育成事業
・各種福祉団体等への支援事業
・地域介護ヘルパー養成講座
・高齢者や子育てを行っている方々が楽しい仲間づくりを目的とする『ふれあいいきいきサロン事業』
・住み慣れた地域で安心して生活するための福祉のまちづくりを図る事業など
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共同募金の主旨をご理解のうえ、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
■お問合せ先 茨城県共同募金会土浦市支会(土浦市社会福祉協議会内) 〒300-0036 土浦市大和町9−2 ウララ2ビル4階 TEL 029-821-5995
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